アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」が最高だったって話。
どうも、シトロンです!
今月25日に公開となったアニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」を先日観に行ってきました!!!
最高だったのでこの記事では極力ネタバレ無しで感想を語ろうと思います。
↓声優を務め中川大志さんと清原果耶さんのサイン入りポスター。
ジョゼと虎と魚たちってなんだ?
芥川賞作家・田辺聖子さんにより書かれた青春恋愛小説の金字塔とも呼ばれる作品で、2003年には妻夫木聡さん・池脇千鶴さん主演で実写映画化もされました。
あらすじ
大阪で一人暮らしをする海と魚を愛する大学生、恒夫は大学で海洋生物学を専攻。
恒夫はメキシコ留学の夢を実現させるため、勉強やバイトに慌ただしい日々を送っていました。
そんなある日の帰り道、坂を猛スピードで下ってきた車椅子の女性、ジョゼを助けます。
ジョゼは生まれつき体が弱く車椅子の生活を余儀なくさせられています。
そんなジョゼをお世話する彼女の祖母・チヅは恒夫を見て、家で夕飯を食べて行けと誘います。
そして恒夫を気に入ったチヅは恒夫にジョゼの注文を聞くと言うバイトを持ちかけます。
しかし、恒夫はジョゼに冷たくあしらわれます。そんな中でも恒夫はジョゼに真っ直ぐに向き合い続けます。
ある日恒夫はジョゼに「海に連れて行け。」と命令されます。
そして二人の距離は縮まっていき、物語は動き始めます。
美しい世界
この映画を手掛けたのは「僕のヒーローアカデミア」などを手掛けるボンズさんで、街の様子から部屋の小物まで細かく描かれていました。
この映画の映像がこのジョゼの世界観にマッチしていてものすごく引き込まれます。
また、舞台が大阪で大阪駅やあべのハルカスに海遊館、道頓堀など「ここ行ったことある!」「見たことある!」となる場面がいくつもありました。
そして何より海と魚が美しい!!
物語を彩る登場人物
この映画にに登場する人物は人間味にあふれています。
夢を諦めずに努力する真っ直ぐな恒夫に自分に自信の持てないジョゼ、登場人物それぞれに苦悩があり、それを乗り越えようと交差し合う様子に心動かされます。
また恒夫やジョゼ以外にも常夫と一緒に働く、舞や隼人も魅力ある人物でした。
夢を諦めない勇気づけられるストーリー
夢を諦めずに努力する真っ直ぐな恒夫にジョゼが心動かされ、明るくなっていく姿や、ジョゼが挫けそうになった時に恒夫が背中を押し、恒夫が挫けそうになった時にジョゼが背中を押すと言う姿に勇気づけられました。
また夢を持つこと、それを諦めず追いかけ続ける難しさにも気付かされました。
美しく物語にマッチした音楽
この映画の挿入歌「心海」・主題歌「蒼のワルツ」を手掛けたのは僕の大好きなネット初のシンガーソングライターのEveさんです。僕は最初Eveさんの音楽を目当てに映画を観に来ました(笑)。
Eveさんの手掛けたこの二曲はとても繊細で美しく、このジョゼの世界観にぴったりでした。
特に主題歌の「蒼のワルツ」のサビはとても感動的でこみ上げてくるものがあり、大好きな曲です。本当に全人類に一度は聴いて欲しい曲の一つです。
まとめ
いかがでしたか?
夢を追いかける事について考えさせられるとてもいい映画でした!
またストーリーだけでなく、音楽に映像とその全てが美しく繊細描かれていて、ジョゼの世界に引き込まれ、気がつけば、うるうるしていました。
いつもは映画のパンフレットは買わないのですが、今回は買ってしまいました。その位いい作品でした。観ればこの冬最高の体験になる事間違い無し!気になった方はぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。そして僕と語り合いましょう(笑)!
↓コミック化もされました!こっちも絵が美しくて最高です!